端正な顔つきで女性ファンの多い内田篤人選手だが、ここ数年は怪我に苦しんでいる。
かつて日本代表の不動の右サイドバックを務めた男に何がおこっているのだろうか?
2014年2月のハノーファー戦での怪我が尾を引いていると報道されている。

2014年3月に所属クラブのシャルケから正式に内田篤人選手の怪我が発表されたが、その後も、ブラジル・ワールドカップや不審にあえぐ所属チームのために、怪我を押して出場を続けたのが仇となったのか長期離脱を余儀なくされる。
実に属シャルケの公式戦を74試合も欠場し、再びピッチに立つまでに639日を要したのだ。
その長期にわたる離脱の怪我は何だったのか?直接的な病名は公表されていないが、手術をしたのは右膝・膝蓋靭帯(しつがいじんたい)だと言われている。

さらに不幸なことに、内田篤人選手の追った傷は深く膝蓋靭帯が骨化するという特殊な症例であると報告されている。
著名なサッカー選手でこの病気を克服した例は多くなく、手術をしたからと言って必ずしも完治する怪我ではないようだ。
実際に公式戦のピッチに戻ってくるまで多くの時間を棒にした。

しかし、多くの方が疑問に思うのは、2014年2月のハノーファー戦での怪我後も彼がピッチに立っていた事実、特にブラジルワールドカップでも本大会では全試合スタメンでフル出場を果たしている。
多くの方はそこで無理をしなければこれほど怪我が悪化しなかっただろうと嘆いている。

実際、ワールドカップ中に「右足は地面についているだけの状態」だったことを、内田篤人選手本人が告白している。
長いサッカー人生を考えると間違いなく欠場すべきだっただろうが、その時の日本代表のメンバーはワールドカップ優勝を目標に掲げていた。
その言葉を果たすには、内田篤人選手の力が必要なことは、本人が誰よりも理解していただろう。

高い目標を掲げた日本代表の仲間のために、応援するサポーターのために自分のサッカー人生を棒に振るリスクを犯してまでも、出場を辞めなかった内田篤人選手の判断は私たちサポーターの胸を打つものだろう。
決してプロとしては褒められる判断ではないかもしれないが、それでもその瞬間に満身創痍の体でもベストを尽くした内田篤人選手は、尊敬されるべきプレーヤーだろう。

そして、今でも青い代表のユニホームを着た内田篤人選手が、右サイドをオーバーラップしていく姿は、我々の目に焼き付いている。
嬉しいことに2017年に3月23日に彼は連中試合ながらも離脱後の初のフル出場を果たしている。
完全復帰にはまだ時間がかかると報道されているが、あの端正な顔つきをした内田篤人が我々の代表の右サイドバックに帰ってくる日は刻一刻と近づいている。
今を時めく久保裕也と共に、右サイドでアジアのライバルを圧倒する日はすぐ近くにまで迫っているのだ。