ペナントレースも5月戦線に突入し、首位を争う位置につける広島東洋カープ。
そのカープの上位争いを支えているのは12球団トップのチーム打率を誇る強力打線ですが、その好調野手陣の中で輝きを放ち始めた期待の若手選手、それが西川龍馬選手です。

西川選手は2015年にドラフト5位で入団したプロ入り2年目の内野手で、出身高校は福井県の敦賀気比高校ですので、カープでは偉大なる大先輩である東出現一軍打撃コーチの後輩にあたります。
176cm70kgとプロ野球選手としては小柄な体格になり、一発の長打力を期待というよりも走攻守揃った万能選手としての期待をされていました。

とはいうものの、伝統的に脚力・肩力・身体能力を重んじてその潜在能力に秀でた
選手スカウトを行うカープの中にあって、ファンからすると特に珍しいタイプの選手ではなく、「ああ、カープらしい選手をまた一人獲ったんだな」という思いを持った方も多かったのではないでしょうか。

そんな西川選手の1年目、開幕1軍を果たすと62試合に出場し、ルーキーとしては高打率の.294をマーク。いきなり非凡な打撃センスを披露します。
そして迎えた2年目の今季、3月に故障で出遅れるも一軍に復帰するや、いきなり代打で決勝タイムリーを放ち華麗に凱旋。
プロ初ホーマーを放つと、クリーンナップにも起用されるなど、高い打撃力を活かしたパフォーマンスを披露してここまで14試合に出場し、打率.360、2本塁打、打点7をマークするという主力打者並の成績を残しています。

緒方監督を以って「打席で物怖じしない」、鈴木誠也選手を以って「天才」と言わしめる西川選手の打撃。2年目どこまで飛躍を遂げるのか注目が集まります。