稀勢の里関には、ひたむきで真っ直ぐな横綱になってもらいたい。

入門から15年かかってようやく横綱昇進を果たした稀勢の里関。
テレビでは優勝決定前から土俵入りまでの間、連日放送されていましたが誰一人として彼を悪く言う人はいませんでした。

横綱になった人でさえも「問題行動や問題発言」が取り沙汰され、批判される力士もいました。
けれど、稀勢の里関の人間性や相撲に対する真摯な思いが伝わってきてより好きになり応援したくなったのです。

15歳で中学を卒業する1か月前に学校を離れ、相撲部屋に入門されたそうです。
家庭の事情もあり、自分が稼ぐんだという強い思いもあったようなのです。

一方、小さいころは野球をしており、時に仲間にイライラする態度を取っていたようでした。
それを監督に指摘されると「泣きながら謝りに来た」というエピソードを目にしました。

昔は泣き虫だったけれど自分が納得いくまで素振りをしていたとも言います。
現在でも稽古熱心だと言いますので、自分のやりたいことはとことん追求される方なのでしょう。

今の稀勢の里関は土俵では決して表情を変えません。
けれど、優勝が決まった時に右目から一粒涙が出た時、本当にほっとしたんだなと感じました。
30歳という決して若くない横綱ですが、短命に終わらず今のひたむきさを忘れない横綱になってもらいたいです。