新年の第一週のテレビ番組、とくに経済番組では、複数の証券会社のストラテジストやアナリストを呼んで、1年間の日経平均株価の予想をさせる。
しかし、こんなことをして意味があるのだろうかと疑問に思う。
毎年、この種の番組を見ているが、ストラテジストたちの予想が的中したことは一度もない。

つまり過去10年間で累計50人が予想していたとすると、50人全員が予想を外しているのである。
まったく意味のない行為だ。

このような無意味なコンテンツを垂れ流すのが、放送局という民間企業だ。
テレビ局の制作担当者は、もっと頭を使ってほしい。
もっと見どころの多いコンテンツを作って放送してほしい。

証券会社のストラテジストやアナリストに予見能力が乏しいことは、インターネットで調べればわかることだ。
一般の個人投資家も、証券会社のストラテジストの言うことなど信用していない。

にもかかわらず、テレビ局は1年間の日経平均株価予想などというコンテンツを制作して放送してしまう。
それよりは、どのような状況が発生すると、日経平均株価はいくらまで下落して、現在の状況が続くようならいくらまで日経平均株価は上昇するかという内容の予想をさせた方が、コンテンツとしてはおもしろいと思う。
テレビマンには工夫がなさすぎると思う。