母が軽自動車に乗り続けている理由は・・?

実家の両親は車が無いと生活が出来ない地域に居を構えている為、二人共それぞれに車を所有しています。
父がクラウン、母も長い間、父のお下がりだったセダンに乗っていました。

でも母は自分でも言うように、あまり車の運転が上手ではありません。
特に車庫入れなどはいつも必死の形相です。
じゃあもっと小回りが効いて、扱い易い軽自動車にすればいいのにと言うと、「お父さんが駄目だって言うから」との事。
今度は父に何故軽自動車ではいけないのか尋ねると、「お母さんの身に何かあったら大変だろう」という返事が。

父は若い頃からずっとトヨタのユーザーで、色や型式は少しずつ変わりながらも、常にセダンタイプの車を愛用していました。
自分が新しくクラウンを購入した時にそれまで乗っていたセダンを母に譲ったのですが、「今まで自分は何度か他の車にぶつけられたりした事があるけど、この車に乗ってからは一度もないから」と。
つまりは自分がこの車で怪我をしなかったので、縁起を担いだのだそうです。

そういう理由じゃ嫌だとは言えないよねと母も納得し、結局その後、父から譲られた車を十年以上乗り続けました。
その車は普段の足代わりにしているだけで車旅行などはしていないのですが、流石の経年劣化で廃車になる頃には走行距離が15万キロを越えていたそうです。

父の縁起担ぎが功を奏したのか、勿論母はその間車で怪我一つしませんでした。
次こそ軽自動車にするのかなと思っていたら、やっぱり次の車もセダンに決めたそうです。
セダンへの信頼はまだまだ篤いようです。