大河ドラマに思う-これからの期待-

2015年1月、大河ドラマ54作『花燃ゆ』の放送が始まりました。
主人公が無名ということでネットが盛り上がり、NHKさんもお叱りを受けたようです。
ところで、2015年で第54作というと初回が53年前ですから1962年開始のはずです。
ところが、ネットで調べると第1作『花の生涯』が1963年放送開始となっています。
そこで、よく調べていくと1993年だけ2回放送しているとわかりました。
第31作の『琉球の風』と第32作『炎立つ』です。
ちょうど30周年にあたる年ですし、NHKさんも模様替えをしたかったのでしょうか。
でも、次の年からまた1年1作ペースに戻りましたから、きっとこれも不評だったのです。
大河ドラマの制作スタッフが何か新しいことをしようとすると、批判が沸き起こるのは今に始まったことではありません。
古くは和田勉さんのリアル過ぎる演出(『竜馬がゆく』)、最近では映像のリアル路線(『龍馬伝』から『平清盛』)、どこかの知事さんの”清盛が汚い”発言を覚えていませんか?
『軍師官兵衛』のナレーション、これも物議をかもし朝ドラの『花子とアン』にまで飛び火しました。
そして今回の『花燃ゆ』の主人公問題です。
大河ドラマの主人公に期待し予想を楽しむ大河ドラマ・ウォッチャーからすると、無名の主人公なんて何だかハシゴを外された気持ちがするのかも知れません。
でも、こうした批判は期待への裏返しとも言います。
批判を受けいれつつ、新しいことに挑戦することはこれからも続けるべきだと思います。
制作スタッフにとっても役者さんにとっても、1年という長期にわたって挑戦できる場は他にありませんから。